経験を活かし 新たな挑戦で想いを届ける
いつか氏: コピーライターを経て作家になっているので、常に読み手の気持ちを考えた本づくりをおこなっています。「そっと肩を押すような、生きることを応援するものを届ける」それは最初の本、『別れたほうがイイ男 手放してはいけないイイ男』から、変わらない想いです。
逆に「本」を通じて、みなさんから元気をいただいています。SNSや、サイン会に来てくださる読者からも、大きな愛を感じています。そうした私の言葉を読みたい、聞きたいと思ってくださる方々を応援する、そしてその後の結果につなげる本を描き続けたいですね。
――行動につながる本を。
いつか氏: 昨年末に発売した『一流のサービスを受ける人になる方法』も、若い世代に読んでいただき、実際に街に出て、大人の遊びを体感していただきたいと思って書いた本です。サービスを「する側」の本は多いと思いますが、この本はそれを「受ける側」の視点で書いています。今すぐ動けるための外見上のアドバイスだけでなく、相手を尊重し感謝を持ってサービスをリクエストするなど、想いやスマートな心構えの部分についても書きました。また次回作は、9月15日発売の『モテ上司』(実業之日本社)。上司が部下をうまく活用する秘密の流儀を書いています。
――経験を活かし、新たな挑戦で広げる。
いつか氏: 私、写真を撮る時も、いまだに「真ん中に入ると魂が抜かれちゃうんじゃないか」なんて、明治の人間かと突っ込みたくなるぐらい、超アナログ人間なんです(笑)。周囲の最先端のデジタルな人たちの助けを借りながら、私自身は昭和のスタイルで、この世の中を見ていきたいと思っています。
(聞き手:沖中幸太郎)
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