「わかりやすいか」、「わかりにくいか」が本を選ぶ基準
――石崎さんは、小さいころから本を読むのはお好きでしたか?
石崎秀穂氏: 全然好きじゃなかったんです(笑)。僕は実用書とビジネス書、漫画ぐらいしか読まない。マーケティングや心理学など自分の仕事と直結するものですね。ネットに関する本はネットの方が最新なので、ネットで読んでいます。
――心理学の本も仕事につながるんですね。
石崎秀穂氏: 必要性にかられて読んでいます。例えば、何か人とお話をする時に、「この人の心を動かすにはどうしたらいいのだろう」と思った時に、心理学の本を読む。ホームページを作ったけれどアクセスが伸びない時、「どうすれば伸びるのかな」と思ったらマーケティングの本を読む。全て必要にかられての情報収集として本を読んでいます。本は手助けになります。
――本を選ぶ時というのはどのようにして選びますか?
石崎秀穂氏: 書店に行って棚の端から端までどういったことが書かれている本なのか、中身を確認します。だから平積みの本に僕は心を動かされない。内容は、やはりわかりやすいかどうかで選びます。同じ内容でも、わかりやすい本だと1時間ぐらいでマスターできますが、わかりにくかったら10時間くらいかかりますから。
自分のノウハウを「わかりやすく」読者へ伝えていきたい
――石崎さんは今後どのようなことをしていきたいとお考えですか?
石崎秀穂氏: 本の話で言うと、「わかりやすい」という初心者向きの本を、いろんなジャンルで出したいな思っています。人脈づくりや会話術についても書いていきます。
――人脈づくりにはどのようなコツがあるのでしょうか。
石崎秀穂氏: とにかく相手が求めるものを提供することですね。相手の考えていることは、その人の話を聞いているとわかる。僕はすごく内向的です。人当たりがいいので外向的だと思われるようですが全然そうじゃない。逆に得意じゃないからこそ、一生懸命そこで努力しているのかもしれませんね。目下はマーケティングや人脈づくりとか会話術など、そういうテーマを初心者向けにわかりやすく書きたいですね。
(聞き手:沖中幸太郎)
著書一覧『 石崎秀穂 』