浅見帆帆子

Profile

1977年、東京生まれ。青山学院大学国際政経学部卒業後、ロンドンに留学、インテリアデザインを学ぶ。 帰国後執筆活動に入り、「あなたは絶対!運がいい」(廣済堂出版)、「大丈夫!うまくいくから」(幻冬舎)、「あなたと宇宙とあなたの使命」(世界文化社)などが、累計400万部超のベストセラーとなる。そのほか、絵本、旅エッセイなど著書多数。共同通信の携帯サイト「NEWSmart」にてコラム連載中。  近年、介護ユニフォームに始まるファッションアイテムや、ジュエリーブランド「AMIRI」のデザインなど、独自のライフスタイルが注目されている。カンボジアでの里子や教育支援を通して、アジア平和につながる活動も展開中。

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「枠」を取り払い、「ワクワク」に従って生きる



浅見帆帆子さんは、自らを幸せに導く、直感や本音を大切にする生き方を提唱し、多くの読者の共感を得る作家。洋服やジュエリー、インテリアのデザイナーとしても活躍の場を広げています。浅見さんは、どのような直感に基づいて多彩なキャリアを形成したのでしょうか。作家デビューのきっかけとなったイギリス留学のエピソード、読書や執筆への想いなどから探りました。

すべての仕事は自分の体験から


――多方面でご活躍ですが、今手がけられているお仕事についてお聞かせください。


浅見帆帆子氏: 私は24歳の時、本当にひょんなことから本を書く道に入りまして、今はおかげさまで1年間に3、4冊本を出しています。それ以外には、数年前からジュエリーのブランドをやっていて、あと、昨年から介護ユニフォームのデザインを始めました。

――介護に携わる方々の衣服をデザインされるきっかけは、どういったことですか?


浅見帆帆子氏: 4、5年前にある介護施設の内装を担当したことがきっかけです。介護施設で働かれている方々にとって、もっとかわいくておしゃれな介護ユニフォームがあったら、モチベーションもが上がるんじゃないかと思って、いつか作りたいなと思っていたところに、その機会をいただいたということですね。おしゃれな室内着がコンセプトなので、介護用以外にも使っている方がいらっしゃるし・・・私も着ています(笑)。

――幅広い活動範囲ですが、それぞれの仕事に共通するところはありますか?


浅見帆帆子氏: 動機はすべて同じです。たとえば本については、いつも自分の生活の中で実験したことを書いているんですね。たとえば「こういうことをやったら運が良くなるって言われているけど、本当なのかしら」と思ったら、自分の生活の中で徹底的に試してみる。1つわかると「次はこういうことを試してみよう」という、それの繰り返しです。その実験結果に自分自身が驚いて、感動して書く。ですから、文体はみなさんに向けて書いていますが、自分のために書いているのでしょうね。
デザインについても、自分の体験が形になったものばかりです。つまり洋服は私が「着たい」と思うもの、ジュエリーも私が「身に着けたい」ものをデザインします。両方とも、「こういうものが欲しい」というときに見つからなかったんですよね、だから自分で作る、ということです。誰でも、興味があることや、心が反応することってありますよね。疑問を感じることもそうです。その「あれ?」を追及していくと、その人のやるべきことは見つかるし、人によってはそれを「使命」と呼ぶかもしれませんね。

――最初から計画するのではなく、その時々の体験、興味によって、すべきことを考えていくということなのですね。


浅見帆帆子氏: もちろん、事前準備や計画はしますけど、やりすぎると、それが先入観や偏見につながることもありますよね? 性格的にきっちり予定を決めるのが得意な方もいると思いますが、私はあまりがっちりと決めると、それができない時にモヤモヤするから、わりとゆるくしています。たとえば「今後の仕事の予定は?」と聞かれるとき、確かにやりたいことはあるのですが、いつまでにするか、という期限や方法はあまり決めていません。「こういうことをしたい」という強い思いや意識があると、それに関係あることは必ず引き寄せられてくるので、そのときがそれをするタイミングだと思うんです。ですから、心ははっきりと強く持ちながら、あとは流れにまかせる感覚です。

本音と直感で生きるために必要なこと


――仕事や私生活で、将来進む道に迷っている読者の方々もいらっしゃると思いますが、どのようにアドバイスされますか?


浅見帆帆子氏: 迷った時の選択の基準は、自分の本音でどう感じるか、言葉をかえると「直感」です。現代はネットの普及もあって、あらゆることにあらゆる情報があります。「良い」も「悪い」も、いくらでも両極端の意見があって、どちらも正しいかもしれない……。そういう時に何を基準に選ぶかと言ったら、「それがいいような気がする」とふと感じたものや、なんとなく心に残るものです。私は、仕事も物も同じように選んでいいと思います。自分の感覚で「あ、それはいい」「気が乗った」と思えることを選べるようになったら、ストレスはなくなりますね。楽しくないけど利益を生み出すという仕事は、その時は良くても続かないと思います。利益のためだけに仕事をし始めたら、楽しくないですよね。きれいごとに感じますが、大企業の経営者などは、みんな根底に「それをするとワクワクする、自分もみんなも喜ぶはず」という楽しさを基準に、動いている人が多いことに気付きます。心の豊かさはなく、利益だけを追求している人は限界がある、と今みんなが感じていますよね? そして苦手なものをあえて選ぶ必要もない。だって、自分が苦手なことを「好き」と思う人も必ずいるからです。それは、その得意な人におまかせすればいい。みんながまわりとの比較をやめて自分の本音で生きるようになったら、自分の好きなものを選んでも矛盾がなく成り立つような世界に必ずなっていくと思います。

――現実的には、好きな仕事だけを選んでいくのは難しいこともあるのではないでしょうか?


浅見帆帆子氏: 例えば仕事の依頼で、みんなが勧めているし、お互いの条件も合っている、でもなぜか気が動かないという時があります。人に説明できないなんとなくの感覚でも、どんな理由でも、その時に本音では「やりたくない」と思っている状態です。こういうとき、頭で考えて「やっておいた方が得」とか、「人から頼まれたから断れない」と、いうようなジャッジをしがち……。「それが理性的なビジネスマンのすることだ」と思うからですよね? 本音ではノッテいないのに、頭だけで考えて受けた仕事は、結局、後からおかしな問題が起こりやすくなります。何十回も経験して、最初に感じることはまさに直感だとわかりました。大経営者ほどそういう感覚を持ってらっしゃる。それを「直感」と言おうと「虫の知らせ」と言おうと、「自分で決めている」と言おうと何でもいいんですが、そういう自分の感覚を大切にすることだと思います。
それから、よく直感の話をしていると、「本音は決まっているけれど、その本音を通そうとすると問題が起こるのでできない」という話を聞きます。本音で生きるというとき、そこに人が関わっていれば、その本音をきちんと伝える努力は当然必要です。それを飛ばして、感覚の赴くままに生きればうまく行くというわけではありません。日本人は、伝える努力をあまりしないので、どの世代でも、コミュニケーションが足りないような気がします。私も反省することがありますが、相手に伝わったと勝手に思い込んでしまってるんですよね。相手がわかる表現やニュアンスで伝えなければ、伝えていないのと同じ……感覚も含めて説明しなくては、相手も信頼してくれません。

小さな行いの積み重ねがラッキーを呼ぶ


――ロンドンへの留学体験について書かれた『ロンドンの勉強』でデビューされていますが、留学のきっかけをお聞かせ下さい。


浅見帆帆子氏: 私は大学4年の頃にイタリア語を勉強していたので、最初はイタリアに行く予定でした。行く場所も決まっていたんですが、ちょうどその年にコソボ紛争が起こって、北イタリアにNATOの基地があったことで治安が悪くなってしまい、「じゃあ英語圏に行こうか」と思ったのがきっかけです。そしてイギリスで書いた文章が、一時帰国した際に「ロンドンの勉強」という本になりました。あのときに、「これだけイタリア語をやっていたんだから、もう一度イタリアに行くべき」と執着していたら違う流れになっていたと思います。でも、その時は「イギリスでもいいかも」とワクワクしてきて、その本音の通りに動きました。自然な流れでやってきた話って、その人にとってベストな状況なんですよね、だから、それに乗った方がいい。むしろもちろん、自然な流れではなく、「無理をしなくちゃいけない時」というのも人生にはあると思うんですが、そういう時って、その人自身が「無理すること」に、ワクワクしてるはずなんです。無理するのを選んでいるっていうか。

――留学ではご苦労もありましたか?


浅見帆帆子氏: 私は親に「全部一人でやるから」って大見栄切って出発してしまったんですね。ところが、最初の数週間のホームステイの後、一人暮らしの物件を探してもとにかく見つからなかった。どの不動産屋さんに行ってもぴったりのところはないし、物価も高かった。その時に、「こういう時こそ、運がいい人というのは、タイミング良く部屋が見つかるんだろうな」と思って、とにかく運が良くなるような行いをしようと決めたんですよ。

――例えばどういったことをされたのですか?


浅見帆帆子氏: 誰でも小さい時に言われるようなことです。笑顔で人にあいさつをしようとか、街のごみを拾おうとか。あるいはトイレ掃除をすると運が良くなるとか……そういう世間に言われている運がよくなる行いを徹底的にやったんです。そして最後は「今こうして海外にいて、今日も食べる物があって、寝る場所があって本当にありがたいな」っていう現状への感謝をしました。そういう生活を続けているときに、ふと入った不動産屋さんで、私の番になった時に、近くのファックスがちょうど動いて「今空きが出ました」っていうのが来たんですよね~。これは間違いなく私が自分で引き寄せたと思いましたよ~。ああ、運って、自分の行いで変わるんだなと実感したはじめての体験でしたね~。

母は「読み聞かせ」を心から楽しんでいた


――小さいころからの教えというお話がありましたが、浅見さんはどのようなお子さんでしたか?


浅見帆帆子氏: 私は小さいころ「本屋のおばさん」になりたかったんです。一日中本が読めるから(笑)。絵本は山のように家にありました。でも、文学少女というわけではまったくないんです。本も好きでしたけど、相当おてんばだったので、小学生のころは男の子の中で野球とか、キックベースをやるような子どもでした。

――本がたくさんあったというのは、親御さんの教育方針だったのでしょうか?


浅見帆帆子氏: 母はよく絵本を読んでくれましたが、母自身がそれを楽しんでいたのだと思います。最近、子供の教育関係についてよく聞かれるので、母とも話をするのですが、「教育上いいから絵本を読んであげましょう」じゃなくて、「この絵本、面白いわ」と大人の母が一緒に楽しんでいる感じだったんですって。私は、たまたま母が絵本好きでしたが、絵本を読んでいなくても豊かに育っているお子さんはたくさんいますし、それ自体は関係ないと思います。ただ、学校が自由な校風だったことは大きかったでしょうね。「あなたの好きなことに全力で自由に向かいなさい」というような……。それが影響してるかも……と大人になってから思います。

あらゆることが、深いところでつながっている


――作家活動で、読者に最も伝えたいことはどのようなことでしょうか?


浅見帆帆子氏: 私がずっとテーマだと思っているのは、「枠を外して生きる」ということです。それは女性にも男性にも、すべての人に言えることです。ハチャメチャに自分勝手に振る舞うということではもちろんありません。社会に出た時、人としての礼儀は絶対に必要です。でも「こうあるべき」とか、「こういうことをしてはいけない」というのは、ほとんどが環境によって作られている思い込みでもあります。
例えば、私はジュエリーの仕事は昔からやりたかったことですが、始めたのはつい2、3年前です。それはなぜかというと、自分の中で、本業から外れたことをやってはいけないという思い込みがあったからなんですよね。「作家として売れたら、ほかのこともやり出した」みたいなことがいやだった。別に誰にもそんなこと言われていないのにね。その思い込みの枠が、3.11の地震の時に外れたんです。人生は一度だけですから、自分の好きなことをとことんやろうと思いました。あとは、たとえば好きなことをやるには起業しなきゃいけないというようなことも思い込みですよね。今いる会社、環境を、いくらでも居心地のいいように変えていく努力ができると思います。

――会社や環境、人からの目など、「枠」になるものはたくさんありますね。


浅見帆帆子氏: 今いる会社や業界、あるいは年齢の枠に縛られず、もっと自由にしていいのではないでしょうか。女性からは結婚や出産についての質問が多いのですが、ほかの人と比較する必要はまったくありませんよね。たとえば、本当に結婚したいという人が現れれば10代でも50代でもいい。それを「○才だからしなくてはいけない」という枠で捉え始めると、最終的に幸せにはなれない……本音ではない頭で考えたことを優先して選び始めるからです。世間との比較や常識、メディアが作っている幸せの基準ではなくて、あなたが本音で一番居心地がいいなと思えるものを追ってほしい。そして、「みんな違ってみんないいんだ」と安心することができると、たったそれだけで毎日が輝いて見えて、穏やかに生活ができる。するとその人自身が活発になるので、結果的に最高のパートナーが見つかったりするんですよね。とにかく、これまでの環境や世間から知らないあいだにかぶせられている「枠」を外すことです。

――読者から、本を読んで変わった、という反応が届くこともありますか?


浅見帆帆子氏: 日々、届きます。「抱えている悩みが解決した」ということはもちろん、病気がなくなったとか、「子供はできない」と医者に言われていたのに、本を読んで考え方を変えたら授かった、という方とか、何十年も続いていた家庭の問題が解決したとか、……他にも「たしかに奇跡」と思えるような報告を聞くと……私としても驚きます(笑)。

本とは、必然的な出会いがある


――浅見さんは、電子書籍についてはどのようにお考えでしょうか?


浅見帆帆子氏: どんなものにも良い点と悪い点があるものですよね。私は本自体の紙質とかにおいが好きなんです(笑)。だから、私自身の本が電子書籍版になるというのはあんまりイメージできない……でも、ハウツー物や情報本などは電子書籍で読むこともあります。さっと速読ができるような種類の本は電子書籍の方が便利ですよね。小説は紙で読みたいですが。電子書籍で私が不便だなと思うのは、書き込みができないことです。線を引いたり、ちょっと角を折ったり「前はここに感動したんだな」というものを残しておくことができない。
たしかに、本がどんどんたまっていくのは大変な部分もありますけど。自分の好きな物だからこそたまっていくわけですからね~。iPad一つに収納できれば、旅行の時とかには便利ですけれど、本屋さんに行ったときの「あ、この表紙いいな」とか、手に取ったときの手触り感とか、そういうようなものも合わせて楽しみたいんですよね。

――書店にはよく行かれますか?


浅見帆帆子氏: はい。店の中をサーッと歩いて、目に付いたものを手に取りますね。今の自分に必要なものに目が留まるだろうと思うので、ベストセラーだからとか、そういう基準で読むことはほとんどありません。もちろんベストセラーでも読みたいと思えば読むけど(笑)今売れているから、という理由でなにかを選ぶことはほとんどないですね。

――おすすめの本があれば、教えていただけますか?


浅見帆帆子氏: いろいろあるんですけど、1冊だけ言うと、『アミ 小さな宇宙人』です。スペインの男の子が自分の家の近くで「アミ」という宇宙人に会って、宇宙船に乗って旅をする話。実際にそれを体験した男の子はまだ小さかったので、親せきが代筆したそうですね。私は、この本は、どう考えてもファンタジーとは思えない……本当に起こったことだと信じて読んでいます。もしあれがファンタジーだったら、もっと面白く書けると思うんですよね(笑)。でも、途中に中だるみもあるし、会話的に「この場面必要ある?」っていう部分もあって、本当に体験した人がそれを書いている、という感じなんです。この本の何に衝撃を受けたかというと、3部冊を通して「本当の愛とは何か」が書いてあることです。仕事をする時の愛の基準、人間関係がごちゃごちゃになった時の愛の基準、お金がない時の愛の基準、利害が絡むときの愛の基準……すべてにおいて「愛の基準に基づく世界はこういう暮らし」ということが本当にわかってくるんです。すごくいい本です。

――『アミ 小さな宇宙人』を最初に読まれたきっかけはどういったことでしたか?


浅見帆帆子氏: 最初はその中の1冊を、読者の方がお手紙と一緒に送ってくださったんです。でも、その時は忙しくて脇に置いていました。本棚の上にほかの本と一緒に置いておいた。それがある時、掃除をしながら、旅行先にどの本を持って行こうかなと考えていたら、その本が上から降ってきて「カツン」って頭に当たったんです(笑)。そのころの私は、仕事でもプライベートでも悩んでいる時期だったのですが、『アミ 小さな宇宙人』の中に、その答えが全部書いてありました。それが今から7、8年前で、それから毎年読み返していますが、毎年新しい発見があります。どんな状況になっても、その基準が通用しないことがない。……こんなエピソードも含めて、ちょっと電子書籍だと難しいですね。電子書籍は「カツン」と当たらないですからね(笑)。



自分が高まった時、新しい作品が生まれる


――本を作られる時、冊子としての全体のイメージを考えながら作りこまれるのでしょうか?


浅見帆帆子氏: 私は本作り自体が好きなので、質感とか表紙のデザインとか、自分で全部決めてやっています。もちろんデザイナーさんはいますし、わからないときは相談しますけれど、ほとんど最後までかかわっています。たぶんうるさい著者だと思います、こだわりも強いし(笑)。でも、それは私の好きなことですから。好きじゃないことには全く興味がわかない、どうでもいい……その差が激しいと思います(笑)。

――一緒に本を作る編集者にどのようなことを求められていますか?


浅見帆帆子氏: どんな仕事でも同じだと思うんですが、お互いの信頼関係ですよね。私の場合は、書き始めてから仕上げるまで、とにかく放っておいてほしいんです。絶対に逃げませんし(笑)、時間もそれなりに守りますので、途中で「大丈夫ですか」と突っつかれたり、「今の段階でいいので、見せてください」とか言われちゃうとすごく焦るし、出てこなくなる。担当していただいている編集者さんたちは、私を信頼して放っておいてくれる人が多いです。

――新しい本を書かれる時、どのような過程で執筆を進められるのでしょうか?


浅見帆帆子氏: 自分の心を「いい状態にする」ことです。たとえば、4、5ヶ月先に本を出さなくちゃいけないという時には、まずはじめの1、2ヶ月で、自分の心をいい状態にすることに集中します。楽しい人と会って大笑いしたり美術品や音楽に浸って感性を刺激したり、緑の中を歩いたり、ひたすら寝てもいい……とにかく自分の心を気持ちのいい状態に置くようにするんですよね。それから、気にかかっている解決したいことを整理したり、掃除をしたり、きれいさっぱりの状態にする。そうすると、自分のなかにプラスのものがいっぱいたまってテンションが上がってくるので、上がりきったところから一気に書きます。

――執筆されることは浅見さんにとってどのような行為でしょうか?


浅見帆帆子氏: 「本を書くことが私の使命です」とは、まだ断言できないけれど、思ったことを本に書いたり、講演で話している時が一番楽しいし、自分らしくいられるし、流れがスムーズで、ワクワクします。やっぱり、ワクワクを感じることをすることが、その人の使命なのだと思います。

――今後のお仕事について、イメージしていることがあれば教えてください。


浅見帆帆子氏: あります! ついこの間までは、ないと言っていたんですけど(笑)、この1、2ヶ月くらい、物語を書きたいという気持ちが出てきています。今までも絵本は出していましたが、もう少し長い、字だけのストーリーを作りたいと思っています。ただ、「あ、書けそう」っていうイメージが出てきたばかりのところなので、それがいつになるかはわからないですけど(笑)。
それから、作詞の仕事も今後やっていきたい「新しいこと」なんです。数ヶ月前に、東北地方への思いを込めて、「君に贈るうた」という詩を描いたのですが、そのときから始まっている流れです。

(聞き手:沖中幸太郎)

著書一覧『 浅見帆帆子

この著者のタグ: 『女性作家』 『コミュニケーション』 『考え方』 『留学』 『直感』 『ジュエリー』 『運』 『枠』

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